車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)

さすが、コミュ力の高い早川兄ちゃん。
すぐに日向兄ちゃんと打ち解けていた。

それを見ていると美堂は、俺の服を
突然掴みこっそりと

「おい。さっさと告白でも何でもして
俺を解放しろ。
俺は、早く帰りたいんだ!」

文句を言ってきた。

「だったら、さっさと帰ればいいだろ?
俺は、まだお前らのせいで
心の準備が出来ていないんだ」

「さっさとしろよ。のろま」

「はぁっ?何だと!?」

俺と美堂は、いつものように睨み合いながら
口喧嘩を始めた。

こっちだって
さっさと告白をしたいんだよ!!

散々喧嘩をしたあげく
何故だか一緒に回る事になってしまった。

しかも日向兄ちゃん夫妻も一緒だ。

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