車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
他には!?
俺は、夢中で次から次へと動画を観た。
若い選手が走っていた。
ダークホースと言われている永井選手も凄い。
エネルギッシュな走り方だ。
それに何より驚いたのは、
おっさんと同じ100メートルのアメリカ代表
ロバード・ウィルソン選手だ。
金髪碧眼の美形なのに
その速さは、おっさん以上だった。
「マジで、義足なのかよ!?」
視覚障害なのに800メートルを走る
松岡&加藤選手ペアも凄い。
解説では、視覚障害の選手には、
『ガイドランナー』という人と一緒に走るらしい。
視覚障害を持っている選手のために
スピードを調整したり、ゴール目がけて
真っすぐ走ったり。
逆にカーブをスムーズに曲がったりするために
サポートをする人のこと。
ただガイドランナーより先にゴールしなければ
失格になったり細かい規則もあるため
最後の瞬間まで息をぴったり合わせて
走りきることが重要だとか……。
へぇ~知らなかった。
視覚障害の人が選手として走れるのにも
驚きだけど、ちゃんとそれをサポートする人も
居るのだと初めて知った。