車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
ひぇ~これは、公開死刑みたいでキツい。
しかし、俺が心配するのも何だが
千花の点数にも驚かされた。
「千花……お前。それで受験やって
大丈夫なのかよ?」
「これは、翼のせいでもあるのだからね!?」
逆に怒られてしまった。
いや、確かに俺のせいでも
あるのだが……。
「まぁまぁ、なるほど。
大体の千花ちゃんの頭の能力が分かった。
苦手なのは、主に理系関係と英語だね!
それなら僕の得意分野だから安心して」
ニコッと微笑みながら松岡選手が言ってきた。
得意分野?
その理由は、後でハッキリした。
「2人共。僕は、ノートが見えないから僕の
教えた通りに書き写してね?
あと分からないところや答え合わせをしたいから
ハッキリした口調で言ってくれると嬉しい。
じゃあ、まず数学から行こうか」
ニコニコしなから
授業をすることになったのだが……。