車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
すると日向兄ちゃんが
「コイツは、IQが200もある天才だからな。
教科書を丸暗記するぐらい簡単だろう」
アッサリと教えてくれた。
はぁっ?IQが200も!?
「アハハッ……そんな大したことないよ。
生まれつき記憶だけは、いい方だから。
しかし懐かしいなぁ……中学生の勉強だなんて。
僕は、高校の途中で病気で視力を失ったけど
中学の期末テストは、いつも学年1位だったな。
日向さんは?」
「無論。1位に決まっている」
えぇっー!!?
期末テストが学年1位……。
どれだけ頭がいいんだよ……。
俺は、それを聞いて驚いてしまった。
「えぇっ!?亮平さん。
中学の期末テスト……学年1位だったんですか!?」
結衣さんもお茶を持って現れたが
驚いていた。
「当たり前だ。学生は、勉強が本業。
勉強も手を抜く気はない!」
キッパリと言い放つ日向兄ちゃん。