ロープレ
ジロ「まぁ、故郷なんて、RPGは旅するもんなんだから関係ないし」

ユキ「関係ないわけないだろ?私の故郷は、無償で私に色々な良い装備をくれるからな」

ジロ「なんかそれ良いな。そんな故郷、あるのか?」
ユキ「あるといってるだろう?お前の故郷の住民は何もくれそうにないがな」

ジロ「いや、きっと村長が何かくれるはず!村長はすごいんだぞ!村長は偉いんだぞ!」

熱心に村長を語るジロウ。

ユキ「確かに……村長は素晴らしいが………お前の故郷の村の村長だからな。木の枝くらいのものだろうな」

ジロ「しょぼっ!村長がそんなケチ臭いことするわけねぇーよ!」


ユキ「そんなことより、早く防具を選ばなくちゃだろう?」


ジロ「そうだったな。行くか!」

そして、防具屋の扉を開いた。
< 9 / 13 >

この作品をシェア

pagetop