0.0000034%の奇跡
キスする直前、人差し指で止められ
君は小悪魔に微笑む。
見上げるその目に僕は完全にノックアウトだ。
もう待てないよ……
「ねぇ、もう少しおあずけしていい?」なんて聞くなよ……
「限界だよ……イジワル」
「智くんの…その顔好き…」
「え?」
「ものすご〜くHしたいよ〜って顔」
ガクッ!
どんな顔してんだよ僕は。
そっと抱き起こす。
こんな彼女を目の当たりにして平常心を保つ方が難しい。
ずっと眺めていたいけど、そろそろ脱がせたい。
「したい……です」
素直に認めると彼女の方から激しく口を重ねてきた。
いつもより大胆な君の服を一枚ずつ脱がしていく。
「私もとっくに限界だよ……」
絡む指……もれる吐息も……
全部愛しい……
Tシャツを脱いで甘い蜜を求める……
溢れる想いがより加速して
君を壊したくなる……熱い夜………