キミに拾われ、恋して、知って。〜鬼生徒会長と同居はじめます〜

公園を出る前に一度だけ、滝本を振り返る。


だけど滝本は私達を見送ることもなく、ただその場に立ち尽くしているだけだった。




何でかは、わからない。


だけど、その時の滝本の背中は、


何だかすごく寂しそうに見えた────。





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