本当の恋を私はまだ知らない。
そして呑み会当日。

呑み会は夜からだ。

私は居酒屋の場所が分からなかったため同級生の美波と待ち合わせをした。

少し経つと美波が待ち合わせ場所にやってきた。

美波は私がいままであった
隆先輩との出来事を知っている。

なので心配もしてくれていた。

そして私たちが居酒屋に向かった。

そしたらその場に隆先輩の姿はなかった。

少しするとサークルのグループトークに隆先輩からのトークが送られてきた。

そこには
今日は急用が入って行けなくなった。
とだけ書いてあった。

しかし私はそれが嘘だと思った。

なぜなら今私は隆先輩と
普通に個人トークをしているからだ。

きっと私と会うのが気まづくて
行くのを諦めたのだろうと思った。

少し経ち
サークルのメンバーが全員集まり
乾杯をした。

お酒が回ってきたことをいいことに
隆先輩にLINEを送る。

「隆先輩!!こっち呑み会始まりましたよ!!」
と。

すると隆先輩から返信が来て
期待してチェックすると
「あっそ。」
と一言だけ返信が来ていた。

私がえ??と少し冷たさを感じたことは言うまでもない。

いつもの隆先輩なら
「楽しんできてね^^*」とか
「あまり飲みすぎるなよー??」とかと返信をしてくれていた。

私はたまたまだよ!
まぐれだよね!と思い
返信を返した。

しかし隆先輩の返信は
「へー。」「そう。」「うん。」
と全てにおいて素っ気なかった。

私ははっと我に返った。

私は隆先輩の彼女ではない。

そう思うと悲しくなってきて
やけくそでお酒を飲み干した。
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