。*・Sweet×Sweet。*・
1章 出会いは突然ッ!!
高校1年。桜が咲く春のこと・・・

私達は出会ってしまったんだ・・・




ここは、妃野沢学園。 超名門私立学校。私はこの学校に憧れててこの学校に入るため血のにじむような努力をした。


そして、今日。待ちにまった入学式。



私は、さっそく寝坊をしてしまった・・・



「んもーここの学校広すぎ!!第2東塔って一体どこよ!!」



そのうえ・・迷子になった始末。


もうー!!入学初日から迷子とかありえないしッ!!
てか、みんなどこなのよー!!


私はひたすら歩いて歩いて歩いたら・・・

林のある・・綺麗なとこについた。


「わぁー♪すっごー!!綺麗な場所だぁー☆」
とはしゃいでいたら、なにかにけつまずいた。

「ったぁー!!もう、なんなのよー!」

後ろを見るとそれはそれは綺麗な美少年が眠っていた。

・・・わぁー。綺麗な人・・・こんな綺麗な人見たことないかも・・
さらさらの髪で少し王子様みたい・・

「・・・なに、見てんだよ?」

その王子様は起き上がった。

「べっ、別に・・・見てなんか・・」

王子はそんなの無視して立ち上がりどこかに行こうとしていた

「ちょっ!!どこいくのよ!!」

「・・お前には関係ねぇーだろ。てか、あんたさ1年だろ?そろそろ行かないとやばいんじゃないか?」

・・やばいって?・・何が?
ていうか、なんで1年ってわかっ・・
・・あっ!!リボンの色でかー!!・・
てか、私なんか忘れてない??

あれ・・・?

「・・・あぁぁぁーーー!!」


「うっせーな!!なに叫んでんだよ!?」

「にっ、入学式ー!!」

「・・お前忘れてたのか?」

「・・・うん。」

あぁー!!もう、私ってほんと馬鹿だー!!
入学式のことすっかり忘れてたしー・・・
もう・・自分が嫌になる・・

「・・馬鹿か・・。」

ぅッ!!・・溜息つかれたしっ!
あきれられてるし・・
なんか、少しムカツク!!・・けど
その通りだし言い返せない・・
もー・・情けなさすぎ!



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