心の闇



凱也と廊下を歩いた。




凱也「あっ、そうだ。美優はSクラスだかんな。」

Sクラス?

『Sクラス?どゆこと?』



凱也「Sクラスは頭脳明晰、容姿端麗、運動神経抜群、族の幹部以上などが入れる。」



じゃあ、私は…


『頭脳明晰と族の幹部以上だけか。』




凱也「こいつ無自覚か?全部当てはまってるんだけど。」




ん?なんか言った?




まっ、いいや。



凱也「だけど、みんなには族に入ってること知られたくないんだよな?」



私は静かに頷いた。



凱也「だから、頭脳明晰と運動神経抜群と容姿端麗で入ってもらう。」




は?容姿端麗?私、めっちゃブスでぶなんですけど?


(やっぱ無自覚か By.凱也)



そんな話しをしてると教室についてた。




この教室めっちゃうるさいんだけど??



凱也「俺がいいよって言ったらはいってこいよ?」




『うん。』



あー。緊張してくる。

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