心の闇



『翔!電話かけてきたよ。』


翔「早かったな。」



そうかな?



まっ、行こっ。






そこから数十分歩いた。



着いた…。



翔を見ると、びっくりした顔をしてる。



『着いたよ。』



翔「ここどこだ?…倉庫だよな?」



『そうだよ。まっ、入ろっ。』


入らないと始まらん!


翔「えっ!?やだやだ!」


はぁ、無理矢理連れてくか。


私は翔の腕を引っ張って倉庫に入っていった。


すると、下っ端のみんなが



「総長!うぃっス!」

「やっほー」


とか、いろいろ聞こえてきた。


すると、翔が



翔「そ、総長!?えっ!…どうゆうこと!?」



焦ってるし。


ウケるwww




『幹部室行くよ。』


翔はすんなりついてきた。



ドアを開けると、



優馬「美優〜、やっときたで!」


『やっほー。幼馴染連れてきたよ。』



目を見開いてる。



そんなに固まんなくてもいいのに。



『翔、ここ座って。』



と言って隣に座らせた。



沈黙が続いた。



それを私が破った。


『翔、聞いてくれる?』



翔「うん。」



『私は風龍の総長、舞龍です。』



翔「俺の憧れの舞龍…。」



っ!!!!

憧れとか恥ずいこと言うな!


『で、みんなの名前は分かるよね?』



翔「うん。敵だからね。」


そっか、敵だよね。

今、私は敵。


『でね、翔には風龍に入ってもらおうと思ってでして…。』


翔「えっ…?」


唯花「美優、いいの!?」



『翔はね、乖離の元幹部。』



颯馬「乖離って美優を裏切った奴らだよな?」



私は頷いた。

私を裏切ったよ。
乖離は。だけど、翔は違った。


『翔は信用できるんだ。』


颯馬「そうか…。入れよ。よろしくな、翔!」


唯花「私、唯花だよ!よろしくね!」


響「俺、響だよ?よろしくね?」


かっわいい〜!


優馬「よろしくなぁ!」



翔「……ほんとにいいのか…?俺、乖離の元幹部だぞ?」



『いいんだよ。みんながいいっていってるんだから。』


翔「っ…。よろしくな。俺、陣内 翔。翔でいいぞ!」


やった!翔が仲間になった。


『もちろん幹部だよ?翔?』


翔「俺が幹部でいいのか?」


『もちろん!』


もちろんだよ!
強いもんな。

これからよろしくな。




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