心の闇
ガチャ
そんな事考えてる間にドアが開かれた。
天海「やっほ。美優連れてきたよぉ。」
みんな(いや3人か)が私のことめっちゃ睨んでるし。
優良「なんでこいつ連れてくんだよ。ぶりっ子だぞ?ぶ・り・っ・こ。」
ぶりっ子を強調しなくても…。
まぁ、確かにぶりっ子だったけどさぁ。
お前らのために作ってんだぞ?
天海「えっ?こいつ、ドアの前で最高の笑顔でガッツポーズしてたぞ?」
なんでそれを言っちゃうかなぁ?
天海って腹黒?
奏「は…?それって演技ってことか?さっきのぶりっ子。」
天海「でしょ。そりゃ最っ高の笑顔でガッツポーズしてたもんね?(にこっ)」
それ何回も言わなくてもいいんじゃ?
やっぱり腹黒?
奏「お前、さっきの嘘か?」
『はい、嘘ですね。』
優良「えぇ…。俺らがぶりっ子嫌いだと思ったから?」
もうバレちゃったじゃん!
早すぎる。
『あんまりあなた達と関わりたくないんですよ。』
これはほんとこと。
奏「ふぅん。…じゃあ、お前今日倉庫来い。」
あっ、いいこと考えました。
計画変更!
『嫌だ。絶対いやだ。』
奏「来いよ?黒笑」
殺気出てるけど怖くない〜w
怖いわけないよぉー
世界No.1の総長だよ?
私を舐めないで?
『行かないって言ってるでしょ…?』
奏「はぁ…、優良無理矢理連れてこいよ?」
『はぁ、行かないって言っても連れていくんでしょ?だったら、地図をちょうだい。春樹と一緒に行くから。』
優良「美優、敬語抜けてない?…ってか、春樹って奴も連れてくんのかよ…!」
『うん。』
奏と優良と天海と徠斗は4人で話し合った。
すると、
奏「分かった。春樹って奴も一緒に来いよ…。はい、これ地図。」
『ありがと。』
てかさ、絵上手くね?
何でも出来んのかよこいつ。
あっ、翔にこのこと報告しないとだ。
行かないと。
『じゃあ、行くね。』
優良「えっ、ちょ…。」
優良が言い終わる前に私は屋上を出た。
教室に着くと春樹がこっちを見た。
目で合図をし、ある秘密の場所に行った。