心の闇




私たちはそこで放課後まで時間つぶしした。



サボったんだけどね。




今日の夜はあれ行こっかなぁ?




よしっ、決〜めた。


ん?

あれって、あとから分かるから待っとけよ。




翔「美優〜、もうすぐ五時だそ?そろそろ行くか?」



えっ、もう五時か。


『じゃあ行こっ。』



翔「どうやって行く?バイク?…それはダメか。」




『バイクさすがに駄目だよ。バレるバレる。歩いていこう。そんなに遠い距離では無いし。 』




私と翔は誰も図書室にいないのを確認しようとしたら、





「ん…、んァっ。プハッ。か…なでっ。こ、こ図書室だよっ。」






「ん、誰も来ないって。」





それは、奏と夢唯だった。


私たちいますけど?




翔と目が合った。


うわぁ、恥ずかしくなってきたぁ。


私と翔はRevengeに入った。



翔が言った。


翔「あいつら俺らがいるって知らねーでキスしてたな笑笑。俺たちもしちゃう?」


かぁぁぁ。


は、恥ずい。



『や、やるわけないじゃん!』


き、キスなんて。


翔「っ、ごめん。待ちきれない。」


唇が触れる1cmで止まった。





翔「……なーんてね。ほんとはやりたかったけど」



あっぶね




『は?馬鹿じゃないの?やったらぶっ殺すかぶっ飛ばすよ?ほら、行かないとでしょ。たぶんあの二人もいないし。ね?』



翔を見るとやばい顔して見てた。


いや、マジでしてたら殴ってた。



翔が図書室を除くと、



翔「まだいる…。」


は?え?まだいるの?


どうしよ。翔の目がキラキラしてる。




え、どうしよ。


あっ、あの手を使えば黒笑


『やったらどうなるかね…?』


翔「え〜。いいじゃん。」


予想外だった。



ちょびっと殺気出しても。


みんなこれぐらいの殺気にはびびってるのに。


こいつ何もんだ?


『さっきいったからね?』


バコッ


ちょっと1発殴ってやった。



すると涙目になって痛い〜と言ってる。



『お前のせいだろ。 』


400%殺気出したらやっと



翔「…ヒィっ、ごめんなさい!」


40%出してやっとビビるって相当だぞ?



翔、もしかして何か隠してることあんのか?


まぁ、私もあるけどね。



図書室を覗くともうあいつらはいなくなってた。


『翔、居なくなったから行こっ。』


私の変わりようにビビってた。


翔「う、うん…。」






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