きみだけに、この歌を歌うよ




『あれ?トロフィーやメダルが30個くらいあるって情報があるんですけど……?見当たらないですね。あっ、もしかしてあっちのリビングに飾ってるんですか?』

『トロフィー?……あぁ~、これのことですか?』



クローゼットの中から、いそいそとひとつのダンボールを取り出した九条くん。

その中にギュウギュウに詰め込まれていたのは、金色ばかりが目立つメダルやトロフィーだった。



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