きみだけに、この歌を歌うよ




「だから俺のせいだってすげぇ悩んで…。こうなったら何がなんでも、絶対にイジメをやめさせてやるって思ってて…。杏里にイジメはやめろって毎日のように説得してたんだ」



愁は、私がイジメられていたことに責任を感じていたみたいだ。



「だったらどうして……私のこと、最後まで守ってくれなかったの?」



私を想っていてくれたのなら、どうして私から離れていったの?



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