神様修行はじめます! 其の五のその後
しま子がこうして戻ってくれて、全員が揃った。
さあ、ここからまた始まるんだ。
これからあたしはまた同じようなことで悩んだり、迷ったり、何度もつまずいたり転んだりするだろう。
それでもきっと大丈夫だ。
転んで痛い思いをしたって、疲れてしゃがみ込んだって、いつか人は立ち上がるし顔を上げて歩き始める。
闇の中に囚われなければ、不運や不遇としか思えない状況からいつか芽が出て、花が咲くかもしれない。
そんな保証はどこにもないけど、咲くかどうかはフィフティ・フィフティ。
もしも進んだ先が行き止まりでもどこかにきっと道はあるし、生きていくことを諦めない。
ぜったいにぜったいに諦めない。
「天内君、行こう」
門川 永久。こんなにも愛しい人が、『共に生きよう』と言ってくれる。
ならば、この比類なき僥倖を胸にあたしは行くさ。
腹をくくって根性キメて、どこへだって、果てまでもね!
「うん! 一緒に行こう!」
あたしの声を合図のように、みんながその場からの一歩を踏み出した。
【END】
さあ、ここからまた始まるんだ。
これからあたしはまた同じようなことで悩んだり、迷ったり、何度もつまずいたり転んだりするだろう。
それでもきっと大丈夫だ。
転んで痛い思いをしたって、疲れてしゃがみ込んだって、いつか人は立ち上がるし顔を上げて歩き始める。
闇の中に囚われなければ、不運や不遇としか思えない状況からいつか芽が出て、花が咲くかもしれない。
そんな保証はどこにもないけど、咲くかどうかはフィフティ・フィフティ。
もしも進んだ先が行き止まりでもどこかにきっと道はあるし、生きていくことを諦めない。
ぜったいにぜったいに諦めない。
「天内君、行こう」
門川 永久。こんなにも愛しい人が、『共に生きよう』と言ってくれる。
ならば、この比類なき僥倖を胸にあたしは行くさ。
腹をくくって根性キメて、どこへだって、果てまでもね!
「うん! 一緒に行こう!」
あたしの声を合図のように、みんながその場からの一歩を踏み出した。
【END】