あなたは…
微妙な関係
アタシは叶わない人に恋をしています。

『ナミぃ〜行くよぉ〜?』
「待ってぇ〜」

いつもの会話が聞こえる。「林奈海」と「浅川めい」の声が…

『ナミさぁ好きな人って居るの?』
「居るよぉ?」
『尚樹でしょう?違うワケ?』

「尚樹」とは小学生の時に好きになった人。学校は違うけれど

「めいこそ好きな人居ないのぉ?」
『居ないし!!』
「そっかぁ…。明日だね!入学式!!」

明日からこの二人は中学生になるのだ

『そうだねぇ!!楽しみだよね!!』

などと話しナミとめいは家に帰った

−ナミ家−

「お母さん〜制服って着て行くんでしょ〜?」
『当たり前な事を何度も言わない!!』

ナミは明日が楽しみでしょうがないらしい お母さんはキレたが…

「明日から中学生かぁ…なんか変だなぁ…アタシが中学生なんて…」

とナミは独り言を言いながら自分の部屋に戻っていった


ジリリリ!!ピピピ!!
目覚まし時計の音がナミ家に響く

「うぅん〜ウルサイ…」
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