【完】はじめての…
罵声をあびてから…
やっとこさ、帰れる…
久しぶりの学校の授業は
月曜みたいで
月曜じゃない、いやそれ以上
わたしの体力を削っていった。
久しぶりの登校でもあったからか
いつもはわたしが1組の教室の前まで
迎えにいくのに
春菜は2組の教室のドアの前で
待っててくれた。
「結果どうだった?」
帰り道は春菜の一言から
始まった。
「滑り止めも両方受かったよ。」
「でも、どうしたの、
そんな泣きそうな顔して…」
え…
わたし、顔に出ちゃってたのか…
わたしは意を決して、
ばいきん扱いされていることと
今日の下田くんの一件を話した。
「え、そんなことあったの…!
っていうか、ひな!
すぐ相談してよ…!!」
春菜が泣きそうになっている。
「え、だって、
そんな悲しませるようなこと
したくなかったし、、」
「親友なんだから!
辛いことも分け合うんだよ!
これからはちゃんと言ってね?
絶対だよ!?」
「うん…!」
思わずひとすじの涙がこぼれた。
「それにしても、潤が
そんなやつだったとは…
もう一気に冷めちゃった、
もう好きじゃない!」
「え、それは言いすぎだよ、春菜…」
「まぁ走るのカッコよかったけどね
そんな一面知っちゃったんだもん
こうなっちゃうって、、
絵里にも言っておかなきゃな〜」
「え、それはわたしのことも…!?」
「うーん、まぁ女子でも男子でも
大事にしないやつだったって
くらいかな?
信じる信じないは、本人次第だしね」
「…そっか」
とちょっぴり安心した。
とにかく、春菜のことも傷つけずに
本当のことが言えたんだから。
「春菜は?合格したの?」
「実は落ちちゃってさ〜
大丈夫よ、むしろ家から近いなら
ちょっと寝坊するくらいさ〜」
と明るく話してくれた。
それだけ、わたしの話も聞いてくれて…
とわたしは良い友達
いや、親友を持てたんだと思うと
胸が熱くなった。
やっとこさ、帰れる…
久しぶりの学校の授業は
月曜みたいで
月曜じゃない、いやそれ以上
わたしの体力を削っていった。
久しぶりの登校でもあったからか
いつもはわたしが1組の教室の前まで
迎えにいくのに
春菜は2組の教室のドアの前で
待っててくれた。
「結果どうだった?」
帰り道は春菜の一言から
始まった。
「滑り止めも両方受かったよ。」
「でも、どうしたの、
そんな泣きそうな顔して…」
え…
わたし、顔に出ちゃってたのか…
わたしは意を決して、
ばいきん扱いされていることと
今日の下田くんの一件を話した。
「え、そんなことあったの…!
っていうか、ひな!
すぐ相談してよ…!!」
春菜が泣きそうになっている。
「え、だって、
そんな悲しませるようなこと
したくなかったし、、」
「親友なんだから!
辛いことも分け合うんだよ!
これからはちゃんと言ってね?
絶対だよ!?」
「うん…!」
思わずひとすじの涙がこぼれた。
「それにしても、潤が
そんなやつだったとは…
もう一気に冷めちゃった、
もう好きじゃない!」
「え、それは言いすぎだよ、春菜…」
「まぁ走るのカッコよかったけどね
そんな一面知っちゃったんだもん
こうなっちゃうって、、
絵里にも言っておかなきゃな〜」
「え、それはわたしのことも…!?」
「うーん、まぁ女子でも男子でも
大事にしないやつだったって
くらいかな?
信じる信じないは、本人次第だしね」
「…そっか」
とちょっぴり安心した。
とにかく、春菜のことも傷つけずに
本当のことが言えたんだから。
「春菜は?合格したの?」
「実は落ちちゃってさ〜
大丈夫よ、むしろ家から近いなら
ちょっと寝坊するくらいさ〜」
と明るく話してくれた。
それだけ、わたしの話も聞いてくれて…
とわたしは良い友達
いや、親友を持てたんだと思うと
胸が熱くなった。