【完】はじめての…
騎馬戦はそんなゴタゴタがあったにも
かかわらず、
そして、赤組が勝ったことを
保健所に行ったときに聞いた。
「みんな、これからお昼だろうし、
戻って大丈夫だよ!
ここまで連れて来てくれてありがと!」
と言うと、3人は顔を見合わせて、
何かを言おうとする花梨ちゃんを前に
「お母さんたちが今日来てるから、
転んだところを見て
たぶんここに来ると思うからさ、
大丈夫!」と言うと、
「そっか、ひなちゃんお大事にね!」
と花梨ちゃんが言うと
3人はみんなが待つところへと
走って行った。
…あんなこと言ったけど、
実はお母さん達は
午後から来るらしいから、
お昼は1人で食べる予定だった。
さて、ここからどう動こうか…と
考えていると
「おい、大丈夫か?」
え?と後ろを向くと
翔が立っていた。
「え?どうしてここに?」
「お前のその足だと
歩けないんじゃって思ってさ、
ヒョコヒョコって歩いて
それでまた転ぶんじゃね?
それこそ【ひな】じゃなく
【ひよこ】だなー」
な、なんで、こういう言い方するかな…!
なんて思うけれど
「ほら、一緒に戻ろうぜ、
手伝うからさ」
そう言われたら、
素直に行くしかないじゃん…。
差し出された翔の右手を掴んで
自分たちの席まで歩いた。
翔も今回は赤組なので
気を使う必要もない。
席に着き、
「ありがと、翔」
「おう、じゃあ俺あっちだから」
と翔も自分の席へと向かった。
それにしても、なんであの時
あんな保健所いたんだろう?
ひょっとして、怪我してたから?
友だちでもいたかな…?
かかわらず、
そして、赤組が勝ったことを
保健所に行ったときに聞いた。
「みんな、これからお昼だろうし、
戻って大丈夫だよ!
ここまで連れて来てくれてありがと!」
と言うと、3人は顔を見合わせて、
何かを言おうとする花梨ちゃんを前に
「お母さんたちが今日来てるから、
転んだところを見て
たぶんここに来ると思うからさ、
大丈夫!」と言うと、
「そっか、ひなちゃんお大事にね!」
と花梨ちゃんが言うと
3人はみんなが待つところへと
走って行った。
…あんなこと言ったけど、
実はお母さん達は
午後から来るらしいから、
お昼は1人で食べる予定だった。
さて、ここからどう動こうか…と
考えていると
「おい、大丈夫か?」
え?と後ろを向くと
翔が立っていた。
「え?どうしてここに?」
「お前のその足だと
歩けないんじゃって思ってさ、
ヒョコヒョコって歩いて
それでまた転ぶんじゃね?
それこそ【ひな】じゃなく
【ひよこ】だなー」
な、なんで、こういう言い方するかな…!
なんて思うけれど
「ほら、一緒に戻ろうぜ、
手伝うからさ」
そう言われたら、
素直に行くしかないじゃん…。
差し出された翔の右手を掴んで
自分たちの席まで歩いた。
翔も今回は赤組なので
気を使う必要もない。
席に着き、
「ありがと、翔」
「おう、じゃあ俺あっちだから」
と翔も自分の席へと向かった。
それにしても、なんであの時
あんな保健所いたんだろう?
ひょっとして、怪我してたから?
友だちでもいたかな…?