甘く、蕩ける。
「冗談じゃないって言ったら?」
「・・・え?えっと・・・」
ボーッとしている内にまたも唇を奪われ
る。壁に追い詰められて逃げられなくなっ
た。
「俺、怜香さんが思ってる以上に本気です。
怜香さんは、違いますか・・・?」
「うっ・・・」
いや、本音を言うと私ばっかりが好きなん
だと思ってたんだけど・・・
「ほ、ほんとにほんとなの・・・?」
不倫しておいてこんな事を確認するのも変
だけど、本気で彼を好きだからこそ不安に
もなる。もちろん、本気でハマってしまう
のがダメなのは分かってる。それでも、私自
身もう後戻り出来そうになかった。
「本気じゃなければ女性を部屋に上がらせ
たりしないです。旦那さんがどんな人か分か
らないけど、きっと旦那さんよりもずっと、
怜香さんの事好きですから」
そんな彼の言葉に、私はすぐにドキドキし
てしまう。スッと大きな手が頬に触れそう
になったその瞬間、近くでお客さんの声が
した。
「・・・え?えっと・・・」
ボーッとしている内にまたも唇を奪われ
る。壁に追い詰められて逃げられなくなっ
た。
「俺、怜香さんが思ってる以上に本気です。
怜香さんは、違いますか・・・?」
「うっ・・・」
いや、本音を言うと私ばっかりが好きなん
だと思ってたんだけど・・・
「ほ、ほんとにほんとなの・・・?」
不倫しておいてこんな事を確認するのも変
だけど、本気で彼を好きだからこそ不安に
もなる。もちろん、本気でハマってしまう
のがダメなのは分かってる。それでも、私自
身もう後戻り出来そうになかった。
「本気じゃなければ女性を部屋に上がらせ
たりしないです。旦那さんがどんな人か分か
らないけど、きっと旦那さんよりもずっと、
怜香さんの事好きですから」
そんな彼の言葉に、私はすぐにドキドキし
てしまう。スッと大きな手が頬に触れそう
になったその瞬間、近くでお客さんの声が
した。