甘く、蕩ける。
面倒な相関図
翌日、家から少し離れたカフェで彼と会う

事になり、昼から二人で会っていた。


昨日の記憶は抹消してしまえ。


私の中の私がそう言っていたのに。


カフェから移動しようと店を出た瞬間、


「げっ・・・」


目の前に立っていたのは・・・旦那と例の

美女だった。


しかも最悪な事がもう一つ。


「・・・美果?」

「瞬・・・久しぶりだね」


どうやら・・・二人は元恋人らしい。



~30分後~

「・・・ていうか、何でわざわざここなの

よ・・・」

「俺達の家だから仕方ないだろ」

結局、私達四人は瞬くんの車で移動した。

よりにもよって私達夫婦の家に。

「いや、それより・・・正直全然ついて行

けない・・・」
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