計画的恋愛
「っというか、さっきお兄ちゃんと話してなかった!?」
「あぁ。ひよの携帯に電話が掛かってきたから。でも掛け直さないほうが良いんじゃない?」
「え?何で?」
「ずっと携帯鳴り続けてたし、出たら絶対壮亮は帰ってくるって騒ぎ出すよ?そうなると面倒でしょ?」
確かに。
だってお兄ちゃんが帰ってきたところで全く役に立たないから。
とりあえずお兄ちゃんには『心配しなくて良いから』とメールを打った。
「私、帰る!」
「良いの?ひよの大好きなディズニーランドだよ?この前は花火観ずに帰っちゃったのに」
うっ!
車から見えたシンデレラ城が私を帰らないでと訴えているように見えてきた。
「ホテルだって予約してあるからね」
そう言うと運転席を降りて私の座っている助手席のドアを開けた暁君。
「私、行くなんて言ってないよ!ちょっと!」
「今、イースター限定イベントやってるよ?ひよ、イベントとか好きでしょ?グッズだって限定ものあるよ?」
「……」
「あぁ。ひよの携帯に電話が掛かってきたから。でも掛け直さないほうが良いんじゃない?」
「え?何で?」
「ずっと携帯鳴り続けてたし、出たら絶対壮亮は帰ってくるって騒ぎ出すよ?そうなると面倒でしょ?」
確かに。
だってお兄ちゃんが帰ってきたところで全く役に立たないから。
とりあえずお兄ちゃんには『心配しなくて良いから』とメールを打った。
「私、帰る!」
「良いの?ひよの大好きなディズニーランドだよ?この前は花火観ずに帰っちゃったのに」
うっ!
車から見えたシンデレラ城が私を帰らないでと訴えているように見えてきた。
「ホテルだって予約してあるからね」
そう言うと運転席を降りて私の座っている助手席のドアを開けた暁君。
「私、行くなんて言ってないよ!ちょっと!」
「今、イースター限定イベントやってるよ?ひよ、イベントとか好きでしょ?グッズだって限定ものあるよ?」
「……」