計画的恋愛
「是非行きます!」


コレについていけば、地獄へのハネムーンを回避出来る!!




「ひよ、良い事でもあったの?」

トイレから戻ると暁君が私に言った。


ぎくぅ!


「特に?どうして?」

私は平静を装って返す。

「何かさっきよりニコニコしてたから」

鋭い、物凄く鋭い。

「そうかな?気のせいだよ」

「そう?」

内心、心臓バクバク。

流石、ストーカー歴15年。
何でもわかってしまう。
怖すぎる。

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