計画的恋愛
私の背中には冷たいものが流れている。
身体は小刻みに震えてる。

私が恐怖で動けないでいると、銃口は私から動いてクリスティーナに。


クリスティーナ!

助けたいけれど、怖くて身体は動かない。


「クリスティーナはボクが守るんだ!」

すると手足に手錠のついた姿なのにマイクがクリスティーナを庇うように前に出た。


弱々しいって言ったの撤回します。
今の貴方、カッコイイよ。


「Shut up」


黒人は私達にそう言うと、部屋から出て行った。

私はやっと恐怖から解放されると、その場に膝から崩れ落ちた。
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