計画的恋愛
「私達、殺されるかもしれないわね」

静かになった部屋でクリスティーナがぽつりと呟いた。


え……

殺される……?


私は固まるしか出来ない。


「だから僕はずっとクリスティーナを心配してたんだよ!あの時だって僕がいたから助かったでしょ!?」

声を荒げたマイク。


「だって監視されてるみたいで沢山つけるのは嫌だったんだもん!それにアンタの場合、居たんじゃなくてストーカーしてつけてただけでしょ!?しかも助けたわけじゃなくて、大きた叫び声出してただけじゃない!」

クリスティーナも声を荒げて反論。


「確かにそうだよ!でも何で今日はボディーガードつけてないの!」

「遊びに行くのにボディーガードなんて居たら楽しめないじゃない!」


今は喧嘩してる場合じゃないと思うし、気になることを二人が言っている。
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