計画的恋愛
「もしかしてポリスが来てくれた……?」

今度はクリスティーナが。

そして私達は思わず顔を見合わせた。


もしかして、助かるかもしれない!


私はクリスティーナの腕を掴むと、扉を見つめる。

耳を澄ますと、足音が近付いてくる気がする。

恐怖と期待が入り混じって、心臓が変にどんどん速くなる。



『ガチャリ!』

するとすぐそこの扉からロックが外される音が聞こえてきた。

お願い…警察であって……!





「Hi!Christina!」
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