計画的恋愛
「え?え?」

「ひよ、俺のモノになって」


それって……もしかして……

暁君は私を抱えたまま二階の階段を上がる。

そして私の部屋に入ると、優しくゆっくりとベッドに下ろされる。


もしかして、
もしかしなくても、

暁君は私を抱くって事!?


「ちょっと待って!心の準備が!」

「俺はずっとこの時を待ってた」


優しく微笑む暁君に心臓は限界値をとっくに越えてる。

暁君の整いすぎてる綺麗な顔と、色素の薄いこの瞳に見つめられると動けなくなる……。


「ひよ、好きだよ」


再び始まる理性を奪うキス。


「は、恥ずかしいっ!」

「ひよ、可愛いから大丈夫」


されるがまま、脱がされていく服。

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