計画的恋愛
「ひよ!」

「わっ!」

暁君にぎゅうっと抱きしめられた。


「嬉しい!」

「私も……」

私も暁君の背中へ腕を回す。


「じゃあ早速婚姻届を出しに行こ?」

「え!?」

「だってもうひよの両親には許可貰ってるんだし。入籍した後に電話しよう」

「暁君のおじさんとおばさんは?」

「大丈夫。もう伝えてあるから」


そう言われて私は婚姻届に記入する。


「さぁ行こう」


暁君に手を引かれ役所に行き、私達は結婚した。

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