計画的恋愛
「ひよはこれで俺の奥さんだよ」

「うん。指輪、すごく可愛いな……」

「そんなに喜んでもらえて嬉しいな」

「サイズもぴったり。よく分かったね」

「ひよの事で分からない事は無いよ。そうだ。今日はお祝いも兼ねてレストランにでも行く？」

「ううん。暁君と料理を作って覚えたい……。だって私、暁君の奥さんになったんだから料理くらい作れるようにならないと……」

「ひよ、嬉しい。俺もひよの手料理食べたいな」


二人でスーパーに寄って食材を買い、家に帰る。

冷蔵庫に食材を入れていたら暁君が後ろから私を抱き締めた。


「夢みたい。ひよが俺のお嫁さんになったなんて」

「私も夢みたい……」

「ひよ。結婚式しよう？ウェディングドレス、着せたい。絶対に可愛いから」

「うん…私も着たいな……」


だってやっぱりウェディングドレスは女の子の夢だから。

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