天然無自覚女子?
ぇぇええええ?


ななななななななななんて?


『も、も、も、も、も、も、も、も、もう一度!』


玲「んで、もう1回言わなきゃいけねーんだよ!」


と、顔を赤らめた


きやぁーーー!嘘でしょ!


き、聞き間違いじゃなかったら


い、い、い、い、今わわわわわわ私に、告白した?


『こ、こ、こ、くはく、した?』


玲「あぁ、したよ。ずっと好きだった。俺が財閥関係者の集まりに参加した時、お前に会ったんだ。まぁ、お前は覚えていないだろうけど

挨拶にお前の両親と話したんだ、その時にお前を初めて見た。一目惚れだったんだよ!はぁ、言うつもりなかったんだけどな」


う、うそ!何これ何これ!


『へっへぇ〜・・・そうだったんだ』


玲「なんだその返事って、おまっ!何泣いてんだよ!」


え?、泣いてる?嘘だ!私は泣いてる姿を人前で見せたことなんて1回もないのに!


顔を触ってみると、たくさん流れていた


水がたくさん流れてた


玲は私の涙を拭うと、ふっと笑った


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