双姫・嵐王 番外編


周りの戸惑いなんて気にせずに側に来てくれる。


「心配、した。」


『ごめんね…連絡出来なくって……。』


あんなに泣きそうだったのに平気になった。


「…………………。」


『紫苑??』


黙って見つめられる。


『あ、この格好!?に、似合わないよねー…。』


自分で言って落ち込む。


「す、ごく似合って…る。」


甘い笑顔で言われ、照れるけど凄く嬉しかった。


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