双姫・嵐王 番外編


『あ、ありがと/////』


恥ずかしくて早く脱ぎたかったのに
着て良かったって思えちゃう。


「帰ろ。」


『うん!!』


手を引かれた所で我に返る。


あ!撮影中だったんだ!!


「信歩ちゃん、お疲れ様。
写真は撮れたからそのまま帰っても大丈夫よ。

そのドレスとっても似合ってるから♪」


『え…でも、私…棒立ちでしたよね??
なのにこんな素敵なドレス頂くなんて出来ません…。』


自分でも分かる位に駄目駄目だった。


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