双姫・嵐王 番外編


『いえ、なんでもないわ…。』


そう言っても心配そうな顔は変わらない。


「では…進めますね。」


『お願い。』


しっかりしなきゃ。
私は社長で引っ張って行かなきゃならない。


気持ちを切り替え、この後の会議はスムーズに進んだ。


「会議は終了です。
社長、お疲れ様でした。」


『お疲れ様。』


早々に会社を出て車に乗り込んだ。


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