双姫・嵐王 番外編


「この時間帯ならまだパーティーに間に合いますが、
どうされますか??」


『…家でお願い。』


こんな気持ちでパーティーに行ったって
気分は晴れない。


何気なく外を眺める。


『停めてッ!!』


車が泊まるとすぐさま人混みの中へ飛び込む。


「社長!?」


戸惑う声が聞こえたけれど、私の方が戸惑っていた。


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