双姫・嵐王 番外編
「しゅ、朱音さんと踊れるなんてこ、光栄ですッ!!」
『まぁ、ありがとうございます。』
気晴らしに踊ろうと思ったけど…踊りにくいッ!!
テンション高いのか知らないけど、
歩幅が大き過ぎて合わせるのが大変なんですけど!?
パートナーが違うだけでこんな変わるものなのね…。
『……ッ……!』
今になって涙が込上げる。
「朱音さん!?ど、どうされました!!??」
類の隣を歩くのは私だったのに…どうして??