双姫・嵐王 番外編


朱音『それならッ!!…早く温まって寝なきゃ……。』


勢い良く振り返った…と思ったら
すぐさま前を向いてしまった。


類「朱音…??」


さっきから目を合わせてくれない事に
違和感を感じる。


類「ねぇ、こっち見てよ。」


朱音『嫌!!』


全力の拒絶にショックを受ける。


朱音『だって…だって、髪の色が…。』


類「髪??」


兄貴は俺、俺は兄貴に変装してたから今は
黒髪だった事を忘れていた。


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