双姫・嵐王 番外編


「ぐっおぉぉぉ…。」


地面に顔面を強打した男が
くぐもった声を出しながら痛みに耐えている。

これには私も哀れに思った。


蒼月「あ!!!お姉ちゃん、生きてたぁ〜♪」


「てめぇらがあの『双姫』か…??」


朱羽「私が『黒双姫』で。」


蒼月「あたしが『白双姫』でぇ〜す♡」


私と蒼月が名乗ると男は、


「あー、お前らがなぁ??」


嫌な笑みを浮かべた。


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