双姫・嵐王 番外編
男の下らない戯言だと、
この時は気にしなかった。
朱羽「余計な心配させないようにね。」
蒼月「心配性だもんねぇー(笑)」
話したら家から出させて貰えなくなるかも…。
朱羽「この歳で隔離されるのはちょっとね。」
蒼月「蓮斗にバレたらヤバいよォ〜??( ´﹀` )」
朱羽「亜蓮のがヤバいでしょ。
アイツ、黒い笑み浮かべながら
ベッドに縛り付けそうじゃん。」
うわ、なんか容易に想像出来るのが怖い。
蒼月「あぁ〜♪たまにしてるよぉ〜♡♡
楽しいけど、痕になるのが難点かなぁ。」
朱羽「……は!?アンタらそんな性癖あったの!!??」
そんなバカ話をしていた時に
私達は気付かなかった。
深く、底の見えない闇が
私たちを見て笑っていた事を……。
朱羽sideEND