双姫・嵐王 番外編


「何が不満なんだよ!!」


愁斗。


「俺は蒼翔が
こうして話してくれる様になっただけでも嬉しい。」


そして、類の五人。


「…ハァ……勝手にしろ。」


皆が諦めないと分かったのか
あまり突き放す事をしなくなった。

それどころか笑うようになった。


『このまま幸せになってくれたら良いなぁ…。』


でも、これも運命なのかな。

その淡い期待さえも消えてなくなる。


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