双姫・嵐王 番外編


「女は花。
花は多くの人に愛でられる程美しく咲くのです。

独り占めをしていると
いずれ散ってしまうかもしれませんよ??」


「散る?朱音が??」


二人の雰囲気に現場は静まり返る。


「それも良い。」


「!!??」


類さんの答えに泉川さんが驚く。


「美しく咲くのも儚く散るのも俺次第。
他の誰でもない俺の手で咲かせ続ける。」


現場に居た全員がその言葉に赤面した。


< 96 / 257 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop