君の笑顔が見たい
30分程走ると、BRSが見えてきた。

無駄に大きい敷地の中を、シュンのリムジンが横切る。

スモークガラスのおかげで、自分と妹の姿は見えなかったようだが……。


自分達、というよりもシュンを遠くから見つめるたくさんの学園の生徒達。


程なく車がゆっくり停止した。

シュンが車から降りたとたん。
甲高い悲鳴のような声が上がる。
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