君の笑顔が見たい
「あ。お姉ちゃん。やっと見つけた」
…………しまった。妹に見つかった。
逃げよ……。
少しずつ後ろに下がっていく。
「ねぇ、お姉ちゃん。逃げたらどうなると思う?」
ビクッ
「リアは~もしや、エスパー?」
「違うよ。でも、お姉ちゃんの考えていること位、想像できるよ」
…………。
「もぅ。急に黙らないでよ。眩しいからか知らないけど、サングラスかけて、パーカーのフードかぶったら、全然顔見えないんだからね。それじゃぁもう、不審者だよ」
「あ~。どうりで滑ったわけだ」
だって、視界悪いもんね。
「滑った~?訳の分からないこと言わないで。ほら、行くよ」
「い~や~だ~」
妹にむりやり引きずられる。
「お姉ちゃん、引っ張られるのが嫌なら自分で歩いてよ、ほら」
「え~じゃぁ、引っ張られる~」
「馬鹿なこと言わないでさっさと歩いて」
右手首をつかまれ、逃げられない。
「拒否権は~……」
「ないからね!」
ぴしゃりと言われる。
はぁー。仕方ない。
教室とやらに行くか。
…………しまった。妹に見つかった。
逃げよ……。
少しずつ後ろに下がっていく。
「ねぇ、お姉ちゃん。逃げたらどうなると思う?」
ビクッ
「リアは~もしや、エスパー?」
「違うよ。でも、お姉ちゃんの考えていること位、想像できるよ」
…………。
「もぅ。急に黙らないでよ。眩しいからか知らないけど、サングラスかけて、パーカーのフードかぶったら、全然顔見えないんだからね。それじゃぁもう、不審者だよ」
「あ~。どうりで滑ったわけだ」
だって、視界悪いもんね。
「滑った~?訳の分からないこと言わないで。ほら、行くよ」
「い~や~だ~」
妹にむりやり引きずられる。
「お姉ちゃん、引っ張られるのが嫌なら自分で歩いてよ、ほら」
「え~じゃぁ、引っ張られる~」
「馬鹿なこと言わないでさっさと歩いて」
右手首をつかまれ、逃げられない。
「拒否権は~……」
「ないからね!」
ぴしゃりと言われる。
はぁー。仕方ない。
教室とやらに行くか。