私たちのstory
愛美莉「とか言いながら本当は手術ミスしたのを隠そうとしてるんじゃないの!?」



はぁ、本当にバカバカしい



だいたいなんで私が手術ミスしたこと前提なのよ



夏葵「知らないようですから言いますけど、手術にはほかの医師や看護師、臨床工学技士など、色々な人が集まって手術します

そんな中でミスなんかすれば必ず誰かが気づきます
不可能に近いんですよ、手術ミスを誰にもバレずにするなんて


あなた達もういいわよ、ごめんね
仕事に戻りなさい」



看護師「はい、ありがとうございました。お休みの日にせっかく来ていただいたのに」



なにいってんの



私が来たくてきたんだし



家から呼び出されていたら少しキレてたかもしれないけどもともと龍希くんのところに行く予定だったから問題ない



愛美莉は言い返せなくなったのか静かになった



愛美「夏葵先生、今日は藤原先生痛み刺激に反応しなかったそうです」



そっか、反応したのは昨日だけ...



夏葵「脳死、の可能性も考えなきゃ行けないのかもね...」



愛美「っ!すみません、聞きたくなかったですよね」



もちろん聞きたい話ではないけど聞かなきゃいけない話でもあったから



夏葵「ううん、このまま目が覚めなければいずれは考えないといけないことなの

愛美は悪くないわ。さ、当直明けだったんでしょ?早く帰って寝ないと笑」
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