私たちのstory
未夢「なにいってんの、仕方ないでしょ


医者だって人間、思うところぐらいあるわよ


それに、断られることは予想済み



理由を聞きたかっただけだから


ただ、教えて欲しいことがある」




理由を?どうして理由なんて知りたくなるの...?




教えて欲しいこと?それはもちろんいいけど




夏葵「なにかしら?」



未夢「出血が止まらなくて血圧低下、吻合も無理


この状態でできることは?」



出血が止まらなくて、吻合が出来ない



そんなのひとつしかないでしょ



夏葵「ダメージコントロール以外になにがあるの?


それより、私はあなたが理由を知りたがった理由を知りたいんだけど」



未夢「よし、正確な判断はできるわね。


あぁ、どうせ夏葵の事だから藤原先輩と別れようと思っているんじゃないかと思ったから、藤原先輩のことまだ好きなのか確かめたかったのよ」



確かめてどうするって言うのよ



.........まさか、、、



夏葵「裏で手回したりなんてしないでよね。これは私と龍希くんの問題よ。未夢には関係ないでしょ」



未夢「わかっているわよ。流石の私でもそこまでしないわ」
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