私たちのstory
やっぱりもう...




脳死してるんじゃ...




未夢「なつ?」




私は出てきそうになってる涙を慌てて引っ込めた




夏葵「なに?」




冷たくあしらう




ひどいのは分かってる




でも今話したりしたらきっともう取り返しがつかなくなる




きっと立ち直れなくなる




自分が自分でいるためには感情を消していかないと




未夢「なつ、大丈夫だよ


藤原先輩は絶対に目を覚ますと思うわ」




だから、、、話さないで欲しかった





もう自分を押さえ込んでおけないんだよ





夏葵「うるさい!」




ほら



未夢「なつ...?」




自我を保ってられない




準医局で起こったからみんな集まってきた




夏葵「絶対なの?思うなの?ハッキリしてよ


なんで大丈夫なんて言うの?


そんな保証どこにあるって言うのよ!


龍希くんが目を覚ます保証なんてどこにもないじゃない!



何が大丈夫なの?もう8ヶ月よ?!8ヶ月目を覚ましていないのよ?


8ヶ月目を覚ましていなくてそれでもまだ大丈夫なんて、どうして言えるのよ!



わかったような口叩かないでよ!」
< 148 / 261 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop