私たちのstory
というかそんなことより早く行かなきゃ...



夏葵「ごめん、今日このまま帰るね」



拓海「なにがあったの?」



これを言うと全部話さなきゃならないから言えないわ




しかもその質問確信犯じゃん




夏葵「うん、ちょっとね。急用なの」



拓海「なつ、僕はね何かあったのかを聞いてるんじゃないよ。なにがあったのかを聞いてるんだ」



あえて触れないようにしてたのに...!



夏葵「また後で話すってのは?今じゃなきゃダメ?」



拓海「別にそれでもいいけど」



なら、そうして



急がなきゃ間に合わなくなってからでは遅いのよ



夏葵「じゃあ行かせて?急がないといけないの」



私はそう言ってたっくんたちの話も聞かずに飛び出した


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