私たちのstory
直輝「西園寺......今告知してくれ


俺がそばにいる



俺がそばでアイツを守ってみせる



バカな考えなんて捨てさせてみせる



だから今告知してくれ」




.........まぁ、それが出来るのならそれが一番いいのかもしれないわね




ここは藤川先生に賭けてみるのも一つの手かもしれないわ




夏葵「わかりました、では行きましょう」




桃花の病室までお互い無言だった



桃花「それで先生?告知してください、私の子供は病気、なんですよね?」



流石にわかるわよね



夏葵「ええ、桃花、聞くなら覚悟するべきだわ


あなたの子供の障害はほかのどの障害より、厳しいものよ



あなたはそれを現実として受け止めなければならないの



あなたにその覚悟がある?」




桃花はまさかそんなこといわれるとは思っていなかったようで驚いていたけど、それも一瞬ですぐに真剣な顔になって



桃花「あります。私はこの子の母親なんですから」
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