私たちのstory

コウカイ

有毒ガス

（natsuki side）



私は急いで学校を出て病院に向かった



私が働いてる救命救急センターは患者さんの避難が行われたのかいつもでは考えられない静けさだった




私は急いで制服から青のスクラブに着替えて処置室に入った



そこではみんなが深刻な顔をして固まっていた



なにしてるの？



原因はわかったの？



私は近くにいた橘先生に駆け寄った



夏葵「先生？龍希くんは、どこですか？」



橘「藤原は、あそこだ」




橘先生が指さしたところは運ばれてきた患者さんを見ているところ




そこに寝ているのは、間違いなく龍希くんだ



ねぇ、なんでそんなところで寝てるの？



明後日デート行こって言ってくれたよね？



そんなところで寝てないで早く仕事しなよ



ねぇ、龍希くん



夏葵「龍希くん、起きて？ねぇ、龍希くん。ねぇってば！！」



私は必死に呼びかけた



それに反応する声は






聞こえてこなかった