私たちのstory
圭介「それはもちろん、知っていますよ」




なら出てけ



夏葵「そうですか、ここへの監査は先日終了したはず、用がないなら出て言ってもらえませんかね?私たちの領域から」




圭介「では失礼します」




あ、ひとつ言っとかないと



夏葵「二度と、来ないでください」



まぁ、来年には否が応でもくるんだけど



ゴキブリはそのまま出ていった



私の言葉には返事をせずに




実乃梨「また、私をいじめるの...?」



はぁ?馬鹿な事言わないで



夏葵「すみませんが、私には身に覚えがありません


私はあの場から離れると同時に基本ここにいましたし、寝泊まりもここでしてました


なんなら監視カメラをご覧になってもよろしいのですよ?」



そう言うと、新田さんは思いもよらぬことに動揺したようで目を泳がせていた



やっぱり嘘だったのね
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