私たちのstory
夏葵「お爺様、お待ちください」



そういった時には既に遅く、もう部屋を退出されていた




はぁぁあ




まぁ、いいわ




夏葵「これ以上は無理そうね


ああなったらもう誰の話も聞こうとしないわ」




未夢「別にいいじゃない、あなたがこの人たちを守る理由なんてないんじゃないの?」



んー、そうかなぁ?



というか、




夏葵「人を助けるのにも、守るのにも理由がいるのかしら?」




未夢「それは...




もう!あなたは人が良すぎるわ!」





あら、それは最高の褒め言葉ね




夏葵「ありがとう」




未夢「((ボソッ 誰も褒めてなんかないわよ」




聞こえてるわよ




夏葵「無駄口叩く暇あるなら仕事に戻るわよ


私、少し調べたいことあるからここで失礼させていただくわ


では、前川さんは安静に、ほかの皆さんは早々にお帰りください」



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